僕が留学をしようと思った理由はいくつかありますが、その一つは親から留学を勧められていたからです。親からは留学は大学生になってから行けばいいのではと言われていましたが、僕の場合大学受験が必要ないこともありその期間を有効に使いたいと思い高校留学をしようと決めました。

ニュージーランドに行く前、始めの3カ月くらいが大変で、それが過ぎたら英語や環境に慣れてくると聞いていましたが、それは本当にその通りで、僕も4カ月目あたりから格段と英語の聞き取り能力が上がったと実感しました。英語に関してですが、単語帳と単語を書く単語帳カードのようなものは日本から持っていけばいいと思いました。

僕のホストファミリーは一度変わってしまいましたが、新しいホストファミリーはとても親切で面白い方でした。向こうからすごく話しかけてくれたし、自分もその家族の一員のように話したり手伝いをしたりしていたので、生活も全く苦ではありませんでした。また、スカイダイビングやジェットボーディングなど様々なアクティビティを経験させてもらいました。実は、この家庭に滞在して10日過ぎた頃に食生活の件で自分ではホストファミリー変更も含めてカウンセラーとホストマザーにも相談しましたが、今は変えなくて良かったのだと思っています。

学校は別に緊張とかはしていなかったので、初日そして次の日くらいからは慣れたというか、そんなに大変ではなかったように思います。また、ラッキーなことに、たまたま数学で一緒になった人たちがとてもフレンドリーで、英語が話せない僕なのにたくさん話しかけてくれたし、その友達と帰る日までずっと仲が良かったのでとても感謝しています。

ニュージーランドの子供達は、ニュージーランドの文化として、休日は家族と過ごすことが多いので、頻繁にkiwi(友達)と遊ぶことが出来ず、休日や放課後に暇になってしまう日もありましたが、自分からクラブや地域の活動に積極的に参加してkiwi(友達)と交流したり、またドイツからの留学生とも多くの時間を過ごしました。

自ら積極的に関わることで、いろいろな状況を変えていくことを学びました。ちなみに、僕の場合、その影響は、帰国してから学校の成績に謙著にあらわれました。

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