10ヶ月間の高校留学を終えて、まず思うことは、留学に行って本当に良かったということです!そして、留学に行こうか悩んでいる人はそのチャンスを無駄にしないでほしいということです。

僕が留学を考え始めたのは中学生の頃でした。その頃は留学のことを考えるだけで、楽しく、わくわくした気持ちでいっぱいになりました。

高校生になり、留学団体を探して、出願して、勉強してテストを受けて、とバタバタしてあっという間に時は過ぎてしまい、出国の準備も一瞬で終わってしまって、あとは出国するだけという状態になった途端、楽しみは不安へと変わっていき、日に日に不安は大きくなっていきました。

多くの留学生が出国前に不安をもつのは普通だと思います。でもいざ飛行機に乗ってしまうと、それらの不安はどこかへ消え、また楽しみが戻ります。留学先の空港に着くと、今度は言葉の壁によってまたまた不安になります。そんな風に初めは、気持ちがブレて落ち着きませんでした。

そして、実際にホストファミリーとの生活がスタートすると、そこには文化の壁があります。留学を志したのは自分、変なプライドは捨てて、その国のやり方に合わせてみると上手くいきます。僕の場合は、そうすることで留学生活が変わって、楽しく過ごすことが出来ました。明るく笑顔を忘れずに、常に感謝する気持ちを持ち続けることが大切なのだと分かりました。

誰でもホームシックになると思うし、日本が恋しくなるのはごく普通の事だと実感しました。帰りたいと思うのではなく、限りある時間を楽しく、いかに有意義に過ごすかということを考えるのが大事です。途中で帰っても皆に見せる顔がないし、そんな選択肢はないのです。伝えたいことはあきらめず最後までしっかり伝えるという気持ちがあれば、言葉の壁なんて本当にないのだと感じました。

10カ月もあれば語学力なんて後からついてきます。そのためにも事前に日本のことを正確に調べておくと便利だと思いました。日本のことを話すとみんな質問してきたりしてくれるので、質問に受け答えすることは語学のスキルアップにはとてもいいと思います。日本人でも意外と知らないようなことを聞いてくれることがあるので、びっくりします。答えられないと恥ずかしいし、日本のちゃんとしたイメージを教えてあげるためにもとても大切です。

日本の素晴らしさや便利さ、家族や友人などの大切さも留学を通して分かりました。
最後に留学で最も大切だと感じたことは、当たり前だと思うことを本当に当たり前にしないことだと思います。みんなに感謝です!

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