ニュージーランドへの留学出発はもう2年前の事になりますが、その日のことを今でも鮮明に覚えています。中学生の頃からとにかく英語を話せるようになりたいと常に思っていました。高校生になって夢が現実になり、ニュージーランドへ出発する前日の夜は期待と不安でいっぱいでしたが、いざニュージーランドのオークランド空港に着くと、現地で英語を学べることへの期待、自分が初めて経験することになる生活への興味、などいろいろなことを想像するうちに不安な気持より楽しみの方が大きくなってしまいました。
ただそんなポジティブシンキングも、初めてホストファミリーに会った時は一瞬にして吹き飛んでしまいました。自分の英語力の無さすぎに愕然としたことを今でもはっきりと覚えています。デンマークからの交換留学生とそのホストファミリーにお世話になることになったのですが、その子は初日からうまくコミュニケーションを取れていて、ホストシスターと自分を比べてとても焦りました。
ある日ホストマザーが私に“Erikoは焦る必要なんてないのよ、英語力のスタート地点は違っても努力次第!自分のペースでやりなさい。現にErikoの英語力は伸びているのだから”と言ってくれました。その言葉ですごく前向きになれて、比べても何も変わらないことに気づきました。私への救いの言葉でした。
以後、私のモットーは“比べない!!”、実際この後やってきたニュージーランドと日本の生活の違いでカルチャーショックを受けたこれで乗り切ることができました。
ホストマザーが留学当初私に言ってくれた言葉が無かったら、私はいつまでたってもネガティブだったかもしれません。
ニュージーランドに来て3ヶ月目くらいで生活、学校は慣れました。留学生活は毎日が新鮮でした。日々学ぶ新しい単語を使って、話して、相手に伝わった時の嬉しさ、尋常じゃないです!!友達が新しい友達を紹介してくれて広がる友達の輪、留学したからこそ経験できることが本当にたくさんありました。
1年間親元から離れて異国で生活するのは勇気がいることでしたが、今、2年目の留学を終えて得た自信をこれからも持ち続けで、さらに英語力を伸ばしていきたいです。
留学生活で出会った友達、ホストファミリー、日本の家族、友達に感謝します。留学最高!